【子どもの保健】運動機能の発達と保健|原始反射と発達の流れを整理

原始反射と発達の流れ 科目別ポイント

子どもの運動機能の発達は、保育士試験「子どもの保健」で頻出のテーマです。
特に 原始反射の種類運動発達の方向性・順序性 は、丸暗記ではなく「流れ」で理解しておくと得点につながります。

この記事では、新生児期にみられる原始反射と、首すわりから歩行までの運動発達の流れを、試験対策向けにわかりやすく整理します。


原始反射とは?

原始反射とは、刺激に対して起こる新生児特有の反射運動で、本人の意思とは無関係に現れるものです。
多くは 生後3か月ごろまでに消失 します。

👉 もし消失が遅れる場合は、運動発達障害の可能性が指摘されることもあり、健康観察の重要なポイントになります。


主な原始反射の種類

ここでは、保育士試験で押さえておきたい代表的な原始反射をまとめます。

探索反射

口唇や口角を刺激すると、刺激のあった方向に口や頭を向ける反射です。
母乳や哺乳につながる大切な反射ですね。

吸啜(きゅうてつ)反射

口の中に指や乳首を入れると、吸い付く動作をします。
これも哺乳行動と深く関係しています。

モロー反射

頭部が急に落下したり、大きな音がしたりすると、両手を広げて抱きつくような動作をします。
驚いたときの全身反応、と覚えるとイメージしやすいです。

バビンスキー反射

足の裏をかかとからつま先方向になぞると、足の指が扇状に開き、親指が反り返る反射です。
大人では見られない点がポイント。

把握反射

手のひらや足の裏を刺激すると、ぎゅっと握る動作をします。
赤ちゃんの手を握ると強くつかまれる、あの反射です。

自動歩行反射

脇を支えて足を床につけると、歩くような動きを見せます。
実際に歩いているわけではない点に注意しましょう。

非対称性緊張性頸反射

あおむけで寝かせた状態で頭を一方に向けると、
👉 向けた側の上下肢は 伸展
👉 反対側は 屈曲
という特徴的な姿勢になります。


子どもの運動機能の発達の特徴

子どもの運動機能の発達には、次のような共通したルールがあります。

  • 頭部から下方へ
  • 身体の中心から末梢へ
  • 粗大運動から微細運動へ

この3つを意識すると、発達の流れが一気につながります。


運動発達の目安(月齢)

※あくまでも目安であり、個人差が大きいことが前提です。

  • 生後3~4か月ごろ:首がすわる
    → 引き起こし反応(仰向けから両手を持って起こし、首がついてくるか)で判断
  • 生後5~6か月ごろ:寝返り
  • 生後7~9か月ごろ:おすわり
    → 両手をつかず、1分以上座れる
  • 歩行までの流れ
    おすわり → はいはい → つかまり立ち → つたい歩き → ひとり歩き
    (通常、ひとり歩きは 1歳~1歳3か月ごろ

試験対策の重要ポイント

  • 原始反射一覧表
反射名刺激起こる反応・動き
探索反射口唇・口角への刺激刺激のあった方向に口や頭を向ける
吸啜反射口の中に指・乳首を入れる吸い付く動作をする
モロー反射頭部の急な落下・大きな音両手を広げ、抱きつくような動作
バビンスキー反射足裏をかかとからつま先へなぞる足指が扇状に開き、親指が反り返る
把握反射手のひら・足の裏への刺激ぎゅっと握る動作
自動歩行反射脇を支え、足を床につける歩行のような動作をする
非対称性緊張性頸反射仰向けで頭を一方に向ける向けた側は伸展、反対側は屈曲

※多くの原始反射は生後3か月ごろまでに消失する。

表で見ると、“あ、見たことある動きだ!”ってなる反射ばっかりだよね。名前と動きをセットで覚えよう!

  • 運動発達は
    「首すわり → 寝返り → おすわり → 歩行」
    という 連続した流れで理解する
  • 月齢は厳密に暗記するより、前後関係と順序性を重視

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独学もいいけど、迷子になりやすい人は道しるべがあると楽だよ

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